皮膚科

当科は、午前・午後の外来を中心に重症例では入院も受け容れております。
膠原病や糖尿病、腎疾患などの全身疾患と関連した症例の実績が多く、総合病院の特徴を活かして関連各科との連携を行いつつ対処しています。一般的な疾患についても、原因不明の皮膚炎に対する標準アレルゲンでのパッチテストの施行やI型アレルギーの関与が疑われる症例に対するプリックテストなど、対症療法だけで終わらせないことを目標として治療しています。
また、小児の皮膚疾患については極力痛みや恐怖心を与えないように工夫しています。

主な疾患

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疾患名 症状 検査 治療
アレルギー性接触皮膚炎 治療しても再発を繰り返す湿疹・かぶれ 原因として疑わしい物質によるパッチテスト 原因からの隔離、対症療法としてのステロイド軟膏使用
尋常性乾癬 白いフケ状の落屑を伴う、治りにくい発疹 必要に応じて、組織検査 紫外線(ナローバンドUVB)、軟膏(ステロイド、活性型ビタミンD、両者の合剤)など
アトピー性皮膚炎 激しい痒みを特徴とする、難治性の全身性皮膚炎 特定のアレルゲンが悪化に関与していると思われる場合には採血など、また黄色ブドウ状球菌などの影響が考えられるケースでは培養検査 スキンケア、保湿剤、ステロイド軟膏の使用、難治性では、ナローバンドUVB療法

スタッフ紹介

部長

池田 勇

専門分野 皮膚アレルギー
専門医・認定・
所属学会等
・日本皮膚科学会専門医